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南スーダン国 食料安全保障・生計向上のための農業振興・再活性化プロジェクト

南スーダンは肥沃な土壌、降雨、優良な放牧地等に恵まれ、人口の95%が農業に従事しています。しかし、長年の紛争により社会基盤が破壊され、多くの国内外避難民が発生するなど食料不安が顕在化しています。そのため、多くの土地は農業生産に活用されておらず、近隣諸国からの食料輸入に依存しています。


本プロジェクトは、ジュバ郡において、生産・マーケティングスキルの普及、農畜水産業の再活性化モデルの開発を通じ対象農家の食料生産及び生計向上を目指しています。プロジェクト対象地であるジュバ郡は、年間を通して気温が高く病害虫が多発すること、粘土質の土壌で野菜の生育が悪いことなどが課題となっています。


現在、展示圃場においてトマト、ナス、ピーマン、キャベツ、タマネギ、オクラ等の試験栽培を行いながら、現地普及員の技術指導にあたっています。



展示圃場の様子


ナスの施肥試験の様子


実をつける展示圃場のナス


高温下におけるキャベツの栽培試験

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